白州正子「神と仏、自然への祈り」
今回時間が空いたのでたまには美術館に行きました。
白州正子「神と仏、自然への祈り」と言う特別展示がありました。
白州正子は日本の古典美についての著作を数多く残した随筆家です。
日本各地を訪ね、その道行きを記しながら、伝統的な美意識や神仏観を探求すると言う、独自の執筆スタイルを確立していかれました。
そして今回は生誕100年を記念して評論の中で触れられる神仏像や美術工芸品を中心に、国宝7件、重要文化財35件を含む約100件の作品が展示してありました。
特に良かったのは、重要文化財 役行者神変大菩薩像 奈良県櫻本坊 鎌倉時代は、とても繊細な彫りで今にでも動きそうなくらいこちらに語りかけているようでした。
今回仏像はケースに入って居なくてそのまま展示してあり、顔が付くくらい真近で見ることができました。
今回はとてもいい時間を過す事とができました。